電池室の液漏れ痕以外は美品です　ワールドボーイGXO

¥3760

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商品の説明

これもワールドボーイGXに次いでかなりの数を扱ったモデルです。
今回で26台目。因みにワールドボーイGXは46台目を現在出品中です。
発売は72年、￥15500でしたが、翌年後期型が出て￥17800迄価格が上がりました。この価格は更に上位と見做されていた2000GXと同じで、スペック上は2台共に同じ様な物で、GXOの方がサイズが小さく、電池が単2x4本、対する2000GXは5本で多分此方のモデルの方が扱いやすかっただろうと思います。但し見た目の立派さでは2000GXに敵わなかったので後期型はそれ程売れなかったでしょう。此方は前期型です。
構成は高感度の３バンドに10cmのアルニコの強力なスピーカーをつけた物で、出力2.6Wは発売当時の３バンドポータブルでは最強でした。更にチューニングメーター、メーターの機能切替、可也本格的なワイヤレス機能、等ギミックも満載でした。トーンコントロールはバス、トレブル独立では有りませんが、ポータブルラジオ用には独立調整は実質無意味です。
当時相当に売れたであろう事は現在流通している中古の数で推測出来ます。もう一つ流通量が多いのは動かない様な深刻なトラブルも少ない事が理由です。
この個体はこのモデルにつき物の前面パネルの欠落が一枚も無く、一方で機械的な問題もないので珍しい程コンディションの良い一品です。ACで状態を確認し、これは今までで状態1番かも、と思って底面を見ると無惨にも電池の液漏れが有り、金具も錆落ちていました。それ程使っていない時点で電池の腐食で使えなくなり、そのままになった様です。底面の液漏れ痕は洗剤原液でクリーニングしましたが完全には取れていません。金具はステンレス線で自作、腐食する事はないでしょう。整備後には機械的にも感度、音質も全く問題は無く、矢張りこれ迄で2、３番目位のコンディションです。
音は何度か此方に書いている様にTX以外ではワールドボーイ、クーガシリーズの中では最も良い感じです。音に厚みと余裕があり、最近のラジオでは余り無い感じの音です。特に低音が良いかな。
見た目良く、動作にも問題は無いのでこれ位の価格でしょう。
お届けして1週間以内の買い手責任外の不具合には対応します。貴重な単2電池、ACコード付。