ヨシ1208様専用　相当に状態の良い動作品　日立　パディスコ　KS-2000W

¥3760

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商品の説明

専用品です。第三者の購入はお控え下さい。
この2000Wは本体にパディスコというロゴが入っています。
このパディスコというニックネームは前作の1000Wでカタログに使われていましたが本体に付いたのはこのモデルが初めてです。
前作の1000Wは画期的なワイヤレスステレオ機能を持って居ましたが販売面は不発。
当時ポータブルラジオのブームが来ており、次の開発にそれ程のコストと時間は掛けられなかった日立は後継機のこの2000Wに前モデルと略同じボディ流用しています。
勿論、前作のAM、FMの二つ独立した丸型ダイヤルスケールは一体型となり、前後左右にアクセントラインを入れてよりシャープな印象にしています(それでも個人的には余り成功したデザインとは思えませんが。)
機能、アクセサリー面は同一です。9.2cmと4X2.8cmと言う形ツィーターの2ウェイも同じですが、出力は1.3Wから1.5Wへと少しだけ強化されて居ます。
使用半導体は後発の方がトランジスタが2石減っていますが、ICの性能を上げたのでしょうか、FM感度が-2dbから-3dbにアップし、実際感度は良くなっています。
特筆すべきは音質で2000Wの方が明らかに歪みの少ない良い音です。更にこのモデルの真骨頂はステレオ時の音質にあり、1000Wではポータブルでステレオ放送は難しいと言っていたのですが、この機種では手元にあったナショナルと合わせてFMステレオ放送を聴くことが出来ました。
日立の技術者の皆様の地道な努力に敬意を表します。
それでもこの機種、小生の記憶には全く残っていません。初代の1000Wは1台でヘッドホンでステレオが聴ける、電波を飛ばして2台でステレオにできる、と言う革新性に魅せられた事を良く覚えているし、後継機3000ではデザインも魅力的と思ったのに2000Wは全く存在さえ忘れていました。
多分これは前作と代わり映えしなかったデザインのせいでしょう。
この個体は元々の素性がとても良い物でしたが、チューニング出来ないという根本的な問題が有りました。複雑な内部を見て、ノブとバリコンの接続を修復、チューニング可能となって居ます。
キズ、汚れは少なめ。スピーカーも良い状態を保っています。機能面も完動です。
特殊なACコードは自作品をお付けします。メルカリでも殆ど出てこない希少品で、小生も今回で3台目です。